道奥 MICHINOKU せみなりお

聖書を学び、聖書で考え、聖書に生きる

ヨハネの黙示録2章(1)

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ヨハネは小アジア地方(今のトルコ)に実在した「七つの教会」に対してイエス様から与えられた啓示を書き送りました。小アジアには他にも幾つもの教会がありましたが、なぜ「七つ」(完全数、“全て”を表す)だったのか…。

 

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ヨハネの黙示録1章(2)

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黙示録の中心テーマ

 

黙示録が多くのページを割いているのは「未来」についての事柄です*1

 

*1:黙示録の解釈者たちは、過去主義、未来主義、歴史主義、理想主義、精神主義など、様々な立場を取る。我々は、聖書の御言葉を出来る限り字義通り(歴史的文法的な字義的解釈)に素直に読むことを志す。ブログ著者の現在の黙示録理解は「未来主義」に分類されるであろう。

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ヨハネの黙示録1章(1)

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ヨハネの黙示録は、決して読みやすい箇所ではないのですが、「この預言のことばを朗読する者と、それを聞いて、そこに書かれていることを心に留める人々は幸いである。時が近づいているからである。」(黙示録1:3)と書かれています。

 

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真のキリスト者としての確信

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ヨハネの手紙の第一は、私たちに一体何を教えてくれるでしょうか。それは「真のキリスト者」の特徴です。この手紙が書かれた当時、グノーシス主義などの偽りの教えがはびこっていました。彼らは、キリスト者を名乗り、教師でさえありましたが、しかし、その実質は肩書と大きくかけ離れたものでした。

 

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愛について考える

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ここ数日、ヨハネの手紙を読んで味わい、いろいろと考えさせられ、考え方と生き方とを問われています。

 

私たちが神を愛したのではなく、神が私たちを愛し、私たちの罪のために、なだめの供え物としての御子を遣わされました。ここに愛があるのです。愛する者たち。神がこれほどまでに私たちを愛してくださったのなら、私たちもまた互いに愛し合うべきです。(第一ヨハネ4:10-11)

 

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『私は教会のメンバーです』(トム・S・レイナー著, 地引網出版)

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あなたにとって、教会のメンバー(会員)であることはどのような意味を持っていますか。『私は教会のメンバーです』という本が邦訳出版されました。これは100頁に満たない短い本ですが、お勧めできる良書です。

 

私は教会のメンバーです

私は教会のメンバーです

  • 作者: トム・S・レイナー,赤松樹美子
  • 出版社/メーカー: 地引網出版
  • 発売日: 2016/07/01
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
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『神を知るということ』(J.I.パッカー著, いのちのことば社)

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以前の翻訳は『神について』というタイトルでした、未だにこのタイトルは良くなかったと思っていますが、しかし、翻訳も含めて内容は素晴らしく何度も目を通しました。今度は『神を知るということ』と題された改訂新訳でじっくり読んでいます。私は基本的に速く読むことが多いのですが、この本は時間をかけています。何度も心を刺され、心を探られ、また励まされています。 

 

神を知るということ

神を知るということ

  • 作者: J・I・パッカー,渡部謙一
  • 出版社/メーカー: いのちのことば社
  • 発売日: 2016/05/02
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
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