道奥 MICHINOKU せみなりお

聖書を学び、聖書で考え、聖書に生きる

教会再生の具体的プロセス1: リーダーが教会・牧会に関する聖書的確信を得る

牧師をはじめとする教会のリーダーたちは、アメリカや韓国、また、日本のどこかに存在する「モデル教会」について見聞きし、その影響を受けることがあります。私自身も経験したことですが、それらのモデル教会を見て「素晴らしい!」と思い、思わずその方法…

教会再生の具体的プロセス(序)

これまで、教会再生(教会の再活性化)の必要性、可能性などについて書いて来ました。その趣旨をまとめた上で、今後の記事のイントロダクションを記したいと思います。

教会の「当たり前」をやめる覚悟があるか?

友人に勧められて『学校の「当たり前」をやめた。』という本を読みました。副題は「生徒も教師も変わる! 公立名門中学校長の改革」です。 学校の「当たり前」をやめた。 ― 生徒も教師も変わる! 公立名門中学校長の改革 ― 作者: 工藤勇一 出版社/メーカー: 時…

教会の再生と牧会理念(6-最終回-)〜霊的な建物の特殊工法〜

これまで、霊的な建物の設計者、資材、目的について学んできました。教会の設計者は神であり、建築資材はキリスト(生きた礎石)とキリスト者一人ひとり(生ける石たち)です。そして、その建築目的は、神ご自身の喜びにあり、神ご自身の栄光です。健全な教…

教会の再生と牧会理念(5)〜霊的な建物の建築目的〜

これまで、霊的な建物の設計者、資材について学んできました。教会は神ご自身が設計されたものであり、その建築資材は「生ける石であるキリスト」という基礎とキリストに似た者とされていくキリスト者一人ひとり(生ける石たち)です。しばらく時間が空いて…

教会の再生と牧会理念(4)〜霊的な建物の資材について〜

前回は、霊的な建物の設計者について学びました。つまり、教会は神ご自身が設計されたものであり、このお方の設計図に基づいて正確に建てられるべきであるということです。今回は、建築資材について考えてみたいと思います。 主のもとに来なさい。主は、人に…

教会の再生と牧会理念(3)〜霊的な建物の設計者〜

前回の記事では、教会の抱える様々な病気、その症状について書きました。締めくくりに「さて、このような病気に対する処方箋はあるのでしょうか?」と問いかけ、しばらく時間が経ってしまいましたが、続きを記したいと思います。

教会の再生と牧会理念(2)

前の記事では教会の健康状態を問いました。残念ながら教会が著しく不健康な状態に陥ってしまう場合があります。今回の記事では、いくつかの典型的症状に私なりの「病名」をつけてみました。まずは病気についてしっかりと見つめ、今後の記事でそれに対する処…

教会の再生と牧会理念(1)

教会は死ぬのか? 8,000ほどある日本のプロテスタント教会、信徒数が55万人、礼拝出席32万人と言われています。その中で、信徒の平均年齢は約63歳、牧師の平均約70歳という現状です。これは、日本社会全体の高齢化よりも遥かに進行した状態です。

先輩牧師から学ぶ

「教会再生のための最も良いリソースの一つは、それを実際に行った牧師から学ぶことである。」(ビル・ヘナード) 私が牧師になりたての二十代の頃、ほとんど面識もない何人かの先輩牧師たちに電話や手紙で頼み事をしました。その内容は「どうやって牧会をし…

心を奪われ続けるべき働き(4)

…教え…に専念しなさい。(1テモテ4:13) この「教え」という言葉は、第一・第二テモテ、テトスという、いわゆる「牧会書簡」と呼ばれる手紙の中に15回出てきます。さらに、これらの書簡の中では「健全な教え」という特徴的な言葉が何度か用いられています。…

心を奪われ続けるべき働き(3)

私が行くまで、聖書の朗読と勧めと教えとに専念しなさい。(1テモテ4:13 ) 前回は、この御言葉から、聖書の朗読に専念しなさいという教えについて考えました。聖書を学んで準備し、しっかりと朗読し、それを解説することがいかに大切であるかを確認すること…

心を奪われ続けるべき働き(2)

私が行くまで、聖書の朗読と勧めと教えとに専念しなさい。 (第一テモテ4:13) この箇所を原語で見てみると、「私がいくまで」の後、すぐに「専念しなさい」という命令形の動詞が出てきます。「私がいくまで…専念しなさい! これと、これと、これに…」。パウ…

心を奪われ続けるべき働き(1)

皆さんはなにかに専念していますか? 聖書は教会の指導者たちに対して、あることに専念し、心血を注ぐように教えています。 私が行くまで、聖書の朗読と勧めと教えとに専念しなさい。(第一テモテ4:13)

神の家の行動様式

第一テモテの3章14-15節には、パウロがこの手紙を書き送った目的について次のように書かれています。 私は、近いうちにあなたのところに行きたいと思いながらも、この手紙を書いています。それは、たとい私がおそくなった場合でも、神の家でどのように行動す…

教会再活性化のためにリスクを冒すリーダー

新しい教会開拓をする人々は「リスクを冒す人々」とみなされます。資金もなく、建物もなく、人材足りない中でそれを行うことは、誰がどう見てもリスクの高いことです。 しかし、トム・レイナー博士は「教会開拓には確かにリスクがあります。しかし、教会の再…

再活性化せよ ーなぜ、そして、どのようにして、死にゆく教会を取り戻すべきなのかー

『再活性化せよ ーなぜ、そして、どのようにして、死にゆく教会を取り戻すべきなのかー(Revitalize: Why We Must Reclaim Dying Churches - and How)』という本があります。日本ではまだほとんどこの分野の本を見ることができないが、アメリカでは教会の再…

教会の再活性化は可能だ!

先日投稿した「死にゆく教会ー見つめるべき現実ー」という記事は、英文の記事を要約しただけものでしたが、それでも多くの方々から反響をいただきました。 mentoringservant.hatenablog.com 危機感を感じておられる方々が多いことを改めて認識させられ、共に…

死にゆく教会 ー見つめるべき現実ー

トム・S・レイナー博士*1による「死にゆく教会はなぜ死ぬのか?」(WHY DYING CHURCHES DIE)という記事が目に留まりました。我々日本人(のクリスチャン)は、物事を曖昧にする傾向があるため「死にゆく教会」「教会が死ぬ」と言った表現は避けることが多い…

性的虐待被害者による力強い証し

ニュースを見ていたら、まず目に飛び込んできたのは「禁錮175年」という数字でした。さらに、ラリー・ナサール被告によってなされたその事件の内容を知って、心が痛みました。 www.bbc.com www3.nhk.or.jp しかしそれだけではなく、性的虐待の被害者の一人と…

同性愛、同性婚、聖書をどう読むか(3)

なぜ、特に同性愛を問題にするのか? さて、私が長々と同性愛を問題にして記事を書いている理由は何でしょうか。実は、このことが他の罪と比較して特に罪深いからではありません*1。神に対する罪はどれも全て重大なのですから…。また、同性愛の問題を取り上…

同性愛、同性婚について、聖書をどう読むか(2)

主イエスは何を語られたか? ある人々は、「イエスは別に同性愛に反対するような発言をしていない」と言います。確かにそうです。でも、主イエスはそれを肯定するような発言もなさっていませんし、福音書記者が「もしそれらをいちいち書きしるすなら、世界も…

同性愛、同性婚について、聖書をどう読むか(1)

しばらく前のものですが、以下のリンク記事を読んで考えさせられることが多くありました。以前にも少し記しましたが、「同性愛」「同性婚」について、私の考えを記したいと思います。はじめに断っておきますが、私は多くの部分でこの記事の著者の主張に同意…

『病床で学んだこと』

病床で学んだこと (いのちのことば社) 作者: ジョン・パイパー,古田大展 出版社/メーカー: いのちのことば社 発売日: 2017/07/10 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログを見る 病気について、病床での日々や心の動きについて、そして、神と…

主との親しい交わり

チャールズ・スウィンドル著『全能の主との親しい交わり』は、93頁の小さな良書です。私はこれをだいたい年に一度、取り出してじっくり考えながら読みます。なかなか手に入りにくくなっているように思いますが、現在、Amazonで何冊か中古が手に入りそうです…

『苦しみの意味』

知人がfacebookで『沈黙ーサイレンス』を観た人々に対して、この本を勧めていた。これは「神がいるなら、なぜ苦しみが存在するのか」という問題について深く考えさせる良書だ。 絶版になっていたが、今(2017年2月14日現在)ならAmazonで中古が何冊か出てい…

『沈黙』と新生

「お前は踏み絵を踏むのか?」 牧師の家庭に育った私は、学校で「キリシタン!」と呼ばれたり、上に書いたような質問を冷やかし半分に投げかけられたことが少なからずある。

祝う神

クリスマスが目前に迫っています。今年も喜び祝いましょう。まことの救い、消えない光、揺るがない希望であるお方が、この世界に来てくださったことを記念して…。

詩篇119篇

詩篇119編は「みことば詩篇」とも呼ぶべきもので、神のことばの麗しさ、それを信頼して歩むことの幸い、また、もっと深く知りたいという願いに満ち溢れた詩です。この詩篇は、私たちの手にしている聖書全体の中で最も長い章でもあります。ここから、二つの「…

ヨハネの黙示録20章

閉じ込められるサタン 悪魔、サタン、竜、古い蛇は、同じ存在を指しています。 また私は、御使いが底知れぬ所のかぎと大きな鎖とを手に持って、天から下って来るのを見た。彼は、悪魔でありサタンである竜、あの古い蛇を捕らえ、これを千年の間縛って、底知…