道奥 MICHINOKU せみなりお

聖書を学び、聖書で考え、聖書に生きる

随想

教会の「当たり前」をやめる覚悟があるか?

友人に勧められて『学校の「当たり前」をやめた。』という本を読みました。副題は「生徒も教師も変わる! 公立名門中学校長の改革」です。 学校の「当たり前」をやめた。 ― 生徒も教師も変わる! 公立名門中学校長の改革 ― 作者: 工藤勇一 出版社/メーカー: 時…

教会の再活性化は可能だ!

先日投稿した「死にゆく教会ー見つめるべき現実ー」という記事は、英文の記事を要約しただけものでしたが、それでも多くの方々から反響をいただきました。 mentoringservant.hatenablog.com 危機感を感じておられる方々が多いことを改めて認識させられ、共に…

主との親しい交わり

チャールズ・スウィンドル著『全能の主との親しい交わり』は、93頁の小さな良書です。私はこれをだいたい年に一度、取り出してじっくり考えながら読みます。なかなか手に入りにくくなっているように思いますが、現在、Amazonで何冊か中古が手に入りそうです…

『沈黙』と新生

「お前は踏み絵を踏むのか?」 牧師の家庭に育った私は、学校で「キリシタン!」と呼ばれたり、上に書いたような質問を冷やかし半分に投げかけられたことが少なからずある。

祝う神

クリスマスが目前に迫っています。今年も喜び祝いましょう。まことの救い、消えない光、揺るがない希望であるお方が、この世界に来てくださったことを記念して…。

愛について考える

ここ数日、ヨハネの手紙を読んで味わい、いろいろと考えさせられ、考え方と生き方とを問われています。 私たちが神を愛したのではなく、神が私たちを愛し、私たちの罪のために、なだめの供え物としての御子を遣わされました。ここに愛があるのです。愛する者…

悔い改めと罪の告白

週に何度か、寝る前にある本を音読して妻と一緒に味わっているのですが、その本の中で多くのことを考えさせられ、教えられ、恵まれています。特に、最近は「悔い改め」「罪の告白」ということについて考えさせられています。

ディビッド・プラット『ラディカル』

年が明けてすぐに読んだ本の紹介を…。この本の著者であるディビッド・プラットは、1979年生まれ、36歳(2016年1月現在)の牧師です。ニューオーリンズ・バプテスト神学校で博士号を取得した後、彼は同神学校の准教授(弁証学・講解説教)に着任、さらにその…

広岡浅子とクリスマス

NHK朝ドラ『あさが来た』の録画を見るのが日課になっていますが、涙なしに見られません。様々なテーマが織り込まれていますが、ごく最近は「赦しと和解」のメッセージが前面に出ていたように思います。たった15分のドラマですが、よく作られているなぁと感心…

ジョナサン・エドワーズについて

アメリカの歴史を代表する神学者、哲学者、牧師であったジョナサン・エドワーズですが、私たち日本人にとってあまり馴染みのある存在ではありません。あ、三段跳びのオリンピック選手と同じ名前ですね。そっちの方がお馴染みかな?

聖書の真理を発見する!? 〜メッセージ準備の舞台裏〜

先日、礼拝のメッセージでメトシェラの死去と洪水の年が同じという話をしましたが、後でどなたかが「このことは先生が発見したのだと思った」と仰っているのを聞いて、ちょっと焦りました。残念ながらそうではありません!

自称“イスラーム国”による日本人殺害予告について

多くの方々が「ついにこのような時が来てしまったか」と感じていることでしょう。

天国から帰ってきた少年!?

数年前、「自分は一度死んで天国を見て来た」という少年の証言をもとに「The Boy who came back from heaven」という本が書かれました。著者はその少年と父親です。しかし、数年の時を経て、少年が自身の証言が虚言であったと告白したニュースが報じられてい…

「神などいない」という信仰

現代において最も有名な無神論者はこのように語っています。 「信仰とは大変な言い逃れ。根拠を検討して考えることを避けるための、最たる言い訳に過ぎない」(リチャード・ドーキンス) しかし、「私は無神論者だ」という人々も、「神などいない」という“信…

『神を見る生活』(ロイ・ヘッション著)

絶版になってしまった本の中に沢山の良書があります。あるものは緻密な神学書であり、あるものは心震えるような個人の神探求の記録です。この書物も、その中の一つと言えるでしょう。若い日にこのような書物にふれて読むことができるなら幸いです。また、人…

「広く浅く」という基礎力

様々な分野について何らかの意見を述べようとするとき「広く浅く」の知識を持っていることが基礎力になると思う。もっというと、「そういう基礎力もまだ十分に持ち合わせていません…というわきまえ」を持っていることが力になるのではないか。 応援クリック…

平和を祈りつつ…

この度のイスラエル軍の空爆により、日本時間の7月14日現在、ガザ地区のパレスチナ人の死者数は150人を越えています。どんな背景があったにせよ人が人を殺すこと、この地上に争いが絶えないことは嘆かわしく、なんと憂うべきことでしょうか。 このテーマで書…

本当に大切なことにYESと言うため

何年も無理なスケジュールを続け、自分の容量を越えたストレスを誰にも相談せずに抱え込み、燃え尽きに状態なってボクはある日、倒れてしまった。 しばらくして、そんなボクにある経験豊かな先輩牧師が語ってくれたこと… 何かについて"NO"を言うとき、ネゴシ…