道奥 MICHINOKU せみなりお

聖書を学び、聖書で考え、聖書に生きる

第一コリント(はじめに)

コリント人への手紙の第一を読む上で、いくつかの予備知識を提供しておきたいと思います。

エステル記1-4章

ペルシヤの王、アハシュエロスは、周辺諸国の王や貴族たちを招いて半年にも及ぶ大宴会を開きました。それは自らの威力、国力を誇示するためのものであったでしょう。 …王は酒で心が陽気になり、アハシュエロス王に仕える七人の宦官メフマン、ビゼタ、ハルボ…

ジョナサン・エドワーズについて(1)

アメリカの歴史を代表する神学者、哲学者、牧師であったジョナサン・エドワーズですが、私たち日本人にとってあまり馴染みのある存在ではありません。あ、三段跳びのオリンピック選手と同じ名前ですね。そっちの方がお馴染みかな?

エステル記(はじめに)

エステル記は、ペルシャの王妃となったユダヤ人エステルが主人公です。この書が扱っているのは、アハシュエロス*1という称号で呼ばれたクセルクセス王が統治した時代(BC486-465)の出来事で、エズラ記6章と7章の間の空白期間にあたります。ユダヤ人の中には…

ネヘミヤ記13章(2)

ネヘミヤの格闘は最後まで続きました。

ネヘミヤ記13章(1)

ネヘミヤは、彼が祖国に帰還することを許してくれたアルタシャスタ王のもとにしばらく戻りました。不在期間は1-2年でしたが、一体何が起こったでしょうか。それは民の信仰の後退でした。この13章を見ると、復興・再建の格闘に終わりはないということがよく分…

ネヘミヤ記10-12章

従順の盟約 神の偉大さ、善さ、恵み深さ、そして、自分たちの罪ゆえに、イスラエルの民は「盟約」を結びます。このことが9章の終わりに記されています。 これらすべてのことのゆえに、私たちは堅い盟約を結び、それを書きしるした。そして、私たちのつかさた…

ネヘミヤ記9章

イスラエルの民の中で聖書の地位が回復しました。彼らは断食をし、悔い改めの表現として荒布を着け、土をかぶって集まりました。 彼らはその所に立ったままで、昼の四分の一は、彼らの神、主の律法の書を朗読し、次の四分の一は、告白をして、彼らの神、主を…

聖書の真理を発見する!? 〜メッセージ準備の舞台裏〜

先日、礼拝のメッセージでメトシェラの死去と洪水の年が同じという話をしましたが、後でどなたかが「このことは先生が発見したのだと思った」と仰っているのを聞いて、ちょっと焦りました。残念ながらそうではありません!

ネヘミヤ記8章(2)

神への罪を悲しむ 聖書が正しく解き明かされ、人々がそれを理解し、神を礼拝する中で、今度は何が起こるでしょうか。 総督であるネヘミヤと、祭司であり学者であるエズラと、民に解き明かすレビ人たちは、民全部に向かって言った。「きょうは、あなたがたの…

ネヘミヤ記8章(1)

神のご計画の目的は、神殿や城壁の物理的な再建そのものではなく、民の霊的な再建です。8章ではいよいよ、リーダーであるネヘミヤと教師であるエズラの協力により、その再建プロジェクトが進められます。

ネヘミヤ記7章

城壁の再建は、7章1節にある「とびらの取りつけ」によって正式に完了します。ネヘミヤは、この後、誠実で神を恐れるリーダーたちをエルサレムの治安長官として任命し、さらに系図の吟味を行いました。 私の神は、私の心を動かして、私がおもだった人々や、代…

ネヘミヤ記6章

ネヘミヤが主導して行われた城壁工事は、長さ3kmx高さ2.4mx 厚さ(幅)2.75mの大工事でした。しかし、それが驚くべき速さで完成します。始めることは簡単ですが、成し遂げるのは本当に難しいものです。 さて、私が城壁を建て直し、破れ口は残されていない…

ネヘミヤ記5章

神から委ねられた使命とビジョンを携え、ネヘミヤは城壁再建に励みます。それに相応しい人格や様々な資源、協力者も整い、いよいよ具体的な建設が始まったのです。外部からの抵抗勢力も現れましたが、ネヘミヤはそれを勇敢に、知恵深く対処しました。 しかし…

ネヘミヤ記4章

ネヘミヤが取り組んだプロジェクトは、神ご自身の計画でした。神のご計画は、その途中にどんな困難があっても最終的に神がご自身の手で成し遂げられます。 もう一度、思い巡らしましょう。 「神ご自身が何をしておられるかをよく見て、それに参加しなさい。…

ネヘミヤ記2-3章

ネヘミヤの資質として「味方を得る力」を挙げました。ユダヤ人たちはネヘミヤを通して分かち合われた神からの情熱、重荷、ビジョンを自分のものとし、その実現のために自分を捧げています。ネヘミヤはどのようにビジョンを分かち合ったのでしょうか。

ネヘミヤ記2章

ネヘミヤは情熱をもって神からのビジョンを受け取り、そのビジョンを明確にし、ビジョンを人々に分かち合い、それを成し遂げて行きます。そのプロセスにおいて大いに用いられたのは、彼がそれまで身につけていた人格的な資質であると考えられます。

ネヘミヤ記1章

ビジョンのために現状を知る ハカルヤの子ネヘミヤのことば。第二十年のキスレウの月に、私がシュシャンの城にいたとき、私の親類のひとりハナニが、ユダから来た数人の者といっしょにやって来た。そこで私は、捕囚から残ってのがれたユダヤ人とエルサレムの…

ネヘミヤ記(はじめに)

聖書全体のテーマは、「壊れたものの再建」ということもできるでしょう。この東北は復興の途上にありますが、神の創造されたこの世界も本来の姿へと復興する途上なのです。このネヘミヤ記も、バビロニア帝国によって破壊されたエルサレムの城壁再建がテーマ…

エズラ記9-10章

神の計画に挑戦する罪 エズラのもとに非常に残念な報告が届けられ、彼は大きなショックを受けます。それは、エルサレムに帰還して数十年を経たイスラエルの民、祭司やレビ人たちが、律法で禁じられている異教徒との結婚をしていたのです。しかも、その罪を率…

エズラ記7-8章

いよいよエズラの登場です。6章と7章以下の出来事の間に、実は55-56年ほどの時間が経過しています。聖書は必ずしも、すべての出来事を時系列に記録したり、同じ程度に詳しく扱ったりはしていません。神ご自身のご性質、ご計画、約束などを私たちに伝えること…

エズラ記1-6章

エズラ記を読み始めてしばらくすると気がつくのは「あれ?エズラが出てこないぞ」ということです。エズラは、紛れもなくエズラ記の主人公であり、この書の重要な部分を書き記した人物ですが、7章以降にしか登場しません。

エズラ記(はじめに)

私たちの持っている聖書*1の中にある各書物は、書かれた順に並んでいる訳でも、書物が扱っている歴史上の出来事の順に並んでいる訳でもなく、「文学上のジャンル別」に並んでいます。 *1:ユダヤ人たちの持つヘブル語聖書は配列が異なる。

ローマ人への手紙15章後半-16章

ユダヤ人と異邦人 いよいよローマ人への手紙の終わりです。15章の後半でパウロは、ユダヤ人と異邦人というテーマを扱います。 私は言います。キリストは、神の真理を現わすために、割礼のある者のしもべとなられました。それは父祖たちに与えられた約束を保…

ローマ人への手紙14-15章前半

繰り返しますが、1-8章は救いに関する教理、9-11章はイスラエルの救いについて、そして、12章以降はそれらの真理に基づいた「クリスチャン生活の実践」が主題です。12章は神への献身、13章は権威への従順を扱っています。そして、14章1節から15章13節は「弱…

ローマ人への手紙13章

12章から続く、信仰生活の実践についての教えです。 人はみな、上に立つ権威に従うべきです。神によらない権威はなく、存在している権威はすべて、神によって立てられたものです。(13:1) ここでは「権威」(英:power, authority ギ:エクスーシア)につい…

ローマ人への手紙12章

ローマ人への手紙は、12章からいよいよ「実践編」に入ります。実践の前に1-8章の「福音理解」があり、9-11章の「イスラエル理解(終末論を含む)」があります。

ローマ人への手紙9-11章

ローマ人への手紙9-11章は、イスラエルの救いがテーマです。この箇所は重要な箇所ですが、牧師の休暇中に通り過ぎてしまいましたので、当ブログでは参考となるリンクを紹介して先へ進みます。

ローマ人への手紙8章(2)

与えられている二つの保証を頼りに生きよう 御霊も同じようにして、弱い私たちを助けてくださいます。私たちは、どのように祈ったらよいかわからないのですが、御霊ご自身が、言いようもない深いうめきによって、私たちのためにとりなしてくださいます。人間…

ローマ人への手紙8章(1)

罪に定められることは決してありません! こういうわけで、今は、キリスト・イエスにある者が罪に定められることは決してありません。(8: 1)

ローマ人への手紙6章

反論を想定して… パウロは前章において「罪認識が増し加わると恵み観が増し加わる」と語っていますが、今度は、彼の主張に対する反論を想定しながら筆を進めます。これは私自身も書いたり話したりするときにモデルとしている(私がうまくできているかは別に…

ローマ人への手紙5章(2)

パウロは言います。 全人類がアダムと一緒に罪を犯した、それによって死が全人類に広がった…と。 そういうわけで、ちょうどひとりの人によって罪が世界に入り、罪によって死が入り、こうして死が全人類に広がったのと同様に、――それというのも全人類が罪を犯…

ローマ人への手紙5章(1)

神との平和こそが平和 パウロは、義と認められることの幸いを次のように宣言します。 ですから、信仰によって義と認められた私たちは、私たちの主イエス・キリストによって、神との平和を持っています。(5:1)

ローマ人への手紙4章

行いによるのではなく信仰による義 パウロは、行いによってではなく信仰によって義とされるという真理について、アブラハムの実例やダビデの告白を用いて説明をします。 何の働きもない者が、不敬虔な者を義と認めてくださる方を信じるなら、その信仰が義と…

ローマ人への手紙3章

義人はたったひとりもいない 「義人はいない。ひとりもいない。悟りのある人はいない。神を求める人はいない。すべての人が迷い出て、みな、ともに無益な者となった。善を行なう人はいない。ひとりもいない。」(3:10-12)

ローマ人への手紙2章

2章のテーマは、神の正しい審判(裁き)です。 「神は、ひとりひとりに、その人の行ないに従って報いをお与えになります。」(6)

ローマ人への手紙1章(2)

私は福音を恥とは思いません。福音は、ユダヤ人をはじめギリシヤ人にも、信じるすべての人にとって、救いを得させる神の力です。(1:16) 何を誇りにし、何を恥とするか…。私たちの感覚とパウロの生き方とにはずいぶんギャップがあります。しかし、もしこの…

ローマ人への手紙1章(1)

パウロとは誰か? 神の福音のために選び分けられ、使徒として召されたキリスト・イエスのしもべパウロ(1:1)

ローマ人への手紙のアウトライン

ローマ人への手紙を読んでいきましょう。初めて読む方、理解するのが難しいと感じる方は、内容をおおまかにつかむためにリビングバイブル、現代訳(創造主訳)などで読んでみるのもおすすめです。 以下にアウトラインを記します。この全体像は読み進めていく…

第二歴代誌30-32章

ヒゼキヤ王の呼びかけ ヒゼキヤ王による宗教改革が続きます。彼は、ソロモン以来途絶えていた過越の祭りを行いました。そしてその際に、当時もうすでに国家としては崩壊していたイスラエルにも使者を送り、次のように呼びかけます。

第二歴代誌28-29章

28章に記されているのは、アハズ王による南ユダの最低迷期の姿です。ユダは、すでに末期的な状態に陥っている北イスラエルと戦争をして大敗を喫します。なんと十二万人の勇士たちが倒れました。その原因を聖書記者はこう記しています。 …彼らはその父祖の神…

第二歴代誌24-26章

一人の王の生涯の中に、神に対して従順な面と不従順な面が混在している姿が見受けられます。 ヨアシュは、祭司エホヤダの生きている間は、主の目にかなうことを行なった。(24:2)

第二歴代誌4-7章

壮大な神殿建築プロジェクトの詳細が記録されています。

第二歴代誌1-3章

王となったソロモンが真っ先に神に求めたものは何だったでしょうか。 「今、知恵と知識を私に下さい。そうすれば、私はこの民の前に出はいりいたします。さもなければ、だれに、この大いなる、あなたの民をさばくことができましょうか。」(1:9)

腕の痛み

腕の痛み、だいぶ改善してきました。65パーセントぐらいの調子かな? 忙しい日々が続いているので、ブログのアップはもうしばらくお休み(もしくはスローペース)で。ご容赦ください。 聖書を読むことはお休みせずに取り組みましょー。

使徒の働き15章

第一次宣教旅行から戻ったパウロとバルナバの報告を聞き、アンテオケ教会の人々はきっと「送り出した甲斐があった。主よ、感謝します!」と神をほめたたたことでしょう。しかし、一つの問題が起こります。

使徒の働き14章

連れ立って パウロとバルナバは、現在のトルコにあったイコニオムという町に入ります。二人は“連れ立って”ユダヤ人会堂に入り、福音を語りました。そこでも多くの人々が信仰に導かれました。

使徒の働き13章

世界宣教の出発点となったアンテオケ教会ですが、そこにはバラエティ豊かな顔ぶれがそろっていました。

腕の痛み

手首、腕に痛みを覚え、そんなに強くはないのですがそれが続いているので、パソコンで“書く”作業を最低限にセーブしています。ブログ投稿が滞っていること、お詫び申し上げます。

第一歴代誌13-15章

神の臨在を求める決断 神の箱は、地上において神の臨在を象徴するものでしたが、サウル王の時代には全く顧みられることがなくなっていました。ダビデは民と共に神の箱の奪還を決意します。それは、他でもない神の臨在そのものを慕い求める決断でした。