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道奥 MICHINOKU せみなりお

聖書を学び、聖書で考え、聖書に生きる

ルカ1章57-80節

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エリサベツが、後に「バプテスマのヨハネ」と呼ばれる息子を出産したとき、近所の人々も親戚も大喜びしました。

 

彼らは、アブラハムの時代から定められているユダヤの習慣に則って八日目の割礼*1を行い、そこで命名を行おうとします。多くの人々の予想や願いに反して、彼の名は「主の恵み」という意味の「ヨハネ」と名付けられました。それは、父である祭司ザカリヤが、神殿で御使いから受けた啓示によるものでした。


神殿での啓示を受けた際、ザカリヤはそれをすぐに信じることができず、その後数ヶ月の間、不信仰ゆえに口が閉ざされていました。

 

彼は書き板を持って来させて、「彼の名はヨハネ」と書いたので、人々はみな驚いた。すると、たちどころに、彼の口が開け、舌は解け、ものが言えるようになって神をほめたたえた。(1:63)


不信仰は私たちの口を閉ざします。仮に余計なことや不平不満を話すことができたとしても、神をほめたたえることばは不信仰な心から出て来ません。しかし、不信仰を悔い改め、神の啓示に従うとき、私たちの口は開け、賛美が生まれます。あなたの心は、神が偉大で善いお方であるという信仰に満ちていますか。あなたの口からはどんなことばが発せられているでしょうか。


ザカリヤは聖霊に満たされて預言をしました。そこには賛美の呼びかけがあり、主がイスラエルを顧みてメシアを送ってくださったという宣言が含まれていました。それだけではなく、この預言には息子ヨハネについてのことばもありました。

 

「幼子よ。あなたもまた、いと高き方の預言者と呼ばれよう。主の御前に先立って行き、その道を備え、神の民に、罪の赦しによる救いの知識を与えるためである。これはわれらの神の深いあわれみによる。そのあわれみにより、日の出がいと高き所からわれらを訪れ、暗黒と死の陰にすわる者たちを照らし、われらの足を平和の道に導く。」(1:76-79)


バプテスマのヨハネは預言者として歩み、メシヤであるイエス様が来られる準備をしました。そのような尊い働きに用いられることは、神の深いあわれみによります。私たちもこの深いあわれみによって、神に用いられることができます。


そして、神はその同じあわれみによって、暗闇の夜に日の出が訪れるように、この世界にメシヤを遣わしてくださったのです。イスラエルの民は何百年もの間、暗黒時代を過ごしていました。しかし、この時、その夜も明けようとしているのです。皆さんは眠れない長い夜を過ごしたことがあるでしょうか。また、人生の中でも光のない暗黒と思えるような時期があるでしょう。しかし、あわれみ深い神は、イエス・キリストを通して私たちに必ず夜明けを与えてくださいます。それはもう夜のない、永遠の夜明けです。

 

もはや、のろわれるものは何もない。神と小羊との御座が都の中にあって、そのしもべたちは神に仕え、神の御顔を仰ぎ見る。また、彼らの額には神の名がついている。もはや夜がない。神である主が彼らを照らされるので、彼らにはともしびの光も太陽の光もいらない。彼らは永遠に王である。(ヨハネの黙示録22:3-5)

 

 

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聖書預言の旅

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*1:男性器の包皮の先端を切り取る儀式。


ついで、神はアブラハムに仰せられた。「あなたは、あなたの後のあなたの子孫とともに、代々にわたり、わたしの契約を守らなければならない。次のことが、わたしとあなたがたと、またあなたの後のあなたの子孫との間で、あなたがたが守るべきわたしの契約である。あなたがたの中のすべての男子は割礼を受けなさい。あなたがたは、あなたがたの包皮の肉を切り捨てなさい。それが、わたしとあなたがたの間の契約のしるしである。あなたがたの中の男子はみな、代々にわたり、生まれて八日目に、割礼を受けなければならない。家で生まれたしもべも、外国人から金で買い取られたあなたの子孫ではない者も。あなたの家で生まれたしもべも、あなたが金で買い取った者も、必ず割礼を受けなければならない。わたしの契約は、永遠の契約として、あなたがたの肉の上にしるされなければならない。包皮の肉を切り捨てられていない無割礼の男、そのような者は、その民から断ち切られなければならない。わたしの契約を破ったのである。」(創世記17:9-14)