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道奥 MICHINOKU せみなりお

聖書を学び、聖書で考え、聖書に生きる

ルカ12章41-59節

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忠実な賢い管理人

ペテロは、一連のたとえ話が自分たち弟子集団に向けられたものなのか、それとももっと普遍的な内容なのかを尋ねました(41節)。

 

主はそれには直接の回答をされませんでしたが、次に続くたとえ話の内容から、全時代の信仰者たちに向けて再臨の備えをするように教えておられることが分かります。

 

主は言われた。「では、主人から、その家のしもべたちを任されて、食事時には彼らに食べ物を与える忠実な賢い管理人とは、いったいだれでしょう。主人が帰って来たときに、そのようにしているのを見られるしもべは幸いです。」(12:42-43)


ここで用いられている「管理人」(オイコノモス)ということばは、次の箇所にも用いられています。

 

「それぞれが賜物を受けているのですから、神のさまざまな恵みの良い管理者として、その賜物を用いて、互いに仕え合いなさい。語る人があれば、神のことばにふさわしく語り、奉仕する人があれば、神が豊かに備えてくださる力によって、それにふさわしく奉仕しなさい。それは、すべてのことにおいて、イエス・キリストを通して神があがめられるためです。栄光と支配が世々限りなくキリストにありますように。アーメン。」(1ペテロ4:10-11)


主の再臨に際して、上の箇所のような生き方をしている者は幸いです。他人の人と同じように生きる必要はありません。それぞれに与えられている賜物、さまざまな恵みを賢く用い、互いに仕え、神があがめられることを求めていきたいと思います。それが「注意深く賢い」ということです。そのような者たちに主は、このたとえの主人が良いしもべに全財産を委ねたように、来るべき世において大きなものを委ねてくださいます


「主人の帰りはまだだ」と考えるしもべは、再臨について全く考慮に入れない人生を送っている自称クリスチャンです。彼らが見ているものは約束された将来ではなく目先のことです。このような教えを聞いたこともない人々よりも、聞いたのに信じない人々はより多くの裁きを受けることになります。


平和ではなく分裂を


主イエス様は、最終的に平和な統治をもたらすメシヤです。しかし、当時のユダヤ人たちの拒絶によって、平和よりも裁きの火を投げ込まなくてはならなくなりました。

 

わたしが来たのは、地に火を投げ込むためです。だから、その火が燃えていたらと、どんなに願っていることでしょう。しかし、わたしには受けるバプテスマがあります。それが成し遂げられるまでは、どんなに苦しむことでしょう。(12:49-50)


主イエス様の願いは、火ということばに象徴されるように神のさばきが正しくなされることです。火によって罪が裁かれ、清められ、人々が神に立ち返っていれば良かったのに…と主は痛みを覚えつつ嘆かれるのです。

 

しかし、主はそれだけに留まらず、ご自身の心を十字架に向けられます。人々の罪に対する神の裁きをご自身が十字架でお受けになることを、ここで「受けるバプテスマ」ということばで言い表しておられるのです。

 

あなたがたは、地に平和を与えるためにわたしが来たと思っているのですか。そうではありません。あなたがたに言いますが、むしろ、分裂です。(12:51)


衝撃的なことばですが、十字架のイエス・キリストを受け入れるか否か、そこには曖昧で中立的な立場が存在しないということです。特に終末的な時代においては、真にキリストにつくか、否か、ということが問われるようになります。しかも、そのようなふるい分けは、自ら「イエスを信じる」と語っている「教会」「クリスチャン」の中に起こるというのです。

 

終わりの日には困難な時代がやって来ることをよく承知しておきなさい。そのときに人々は、自分を愛する者、金を愛する者、大言壮語する者、不遜な者、神をけがす者、両親に従わない者、感謝することを知らない者、汚れた者になり、情け知らずの者、和解しない者、そしる者、節制のない者、粗暴な者、善を好まない者になり、裏切る者、向こう見ずな者、慢心する者、神よりも快楽を愛する者になり、見えるところは敬虔であっても、その実を否定する者になるからです。こういう人々を避けなさい。(2テモテ3:1-5)


私たちは今、このような時代を生きていると自覚する必要があります。そして、「自分から進んで、何が正しいかを判断」(57)し、もし、究極の審判者である神との和解が済んでいないなら、悔い改めて主イエス様への信仰を明確にしたいと思います。

 

主よ、私たちが「賢い管理人」として生きるために必要な信仰、知恵、導きをどうぞ今週もお与えください。

 


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