教会の再活性化は可能だ!
先日投稿した「死にゆく教会ー見つめるべき現実ー」という記事は、英文の記事を要約しただけものでしたが、それでも多くの方々から反響をいただきました。
mentoringservant.hatenablog.com
危機感を感じておられる方々が多いことを改めて認識させられ、共に考え、取り組んでいきたいという思いを強くしています。今日は「教会の再活性化は可能だ!」というテーマで書きます。といっても前回と同様に英文記事の紹介がメインですが、何かのお役に立てばと思いまして…。
サウスイースタン神学校のチャック・ローレス教授は、自身のブログで「教会の再活性化が可能な11の理由」という短い記事を書いています。
ローレス教授が挙げた11の理由とは、どんなものでしょうか?
1. 神は死んでいる者に新しい命をもたらすことを専門とする神です。
2. 献身的で、忠実な、先見性のあるリーダーは、ほぼすべての状況に影響を与えることができます。
3. 教会の中に、健全な方法で教会を成長させたいと願っている誰かがいます。
4. 苦闘している教会が力強くなるために、協力を惜しまない規模の大きな教会があります*1。
5. より多くのリーダーたちが、チームリーダーシップ*2を発展させつつあります。
6. 死につつある教会の中に、ついに現実を認識し始める教会が出てきています。
7. 教派(教団)が教会の再活性化に注目しつつあります。
8. 深く愛されることによって、年長の人々も教会の再活性化に賛同することが起こっています。
9. 中継ぎをする暫定的な牧師(interim pastor)は、多くの場合、教会再活性化のために訓練された人物です。
10. 若いリーダーたちが、教会の再活性化に関心を寄せています。
11. 教会再活性化の最初のステップは、多くの場合、基本的なものです。
どれも興味深いものであり、その多くはこの日本の教会にも当てはまると思わされています。特に11番目が心に響きました。ローレス教授は、その「基本的なもの」として「例えば、明確かつ熱心に神の言葉を説教すること、すべてのことで卓越性を求めて励むこと、よく祈ること、礼拝を力強いものとし、伝道をすること」を挙げています。
教会の再活性化は、何か特別な方法論によってもたらされるものではなく、なすべき基本的なことをしっかりとなすことによって始まるものであると信じます!
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