ローマ人への手紙を読んでいきましょう。初めて読む方、理解するのが難しいと感じる方は、内容をおおまかにつかむためにリビングバイブル、現代訳(創造主訳)などで読んでみるのもおすすめです。
以下にアウトラインを記します。この全体像は読み進めていく上でとても重要です。著名な説教者であるウォーレン・ウィアーズビ(W.Wiersbe)やジョン・マッカーサー(John MacArthur)などのアウトラインを参考にしました。
0. あいさつと導入(1:1-15)
1. テーマについて(1:16,17)
2. 罪について 〜義の必要性〜(1:18-3:20)
a. 罪のもとにある異邦人たち(1:18-32)
b. 罪のもとにあるユダヤ人たち(2:1-3:8)
c. 罪のもとにある全世界(3:9-20)
3. 救いについて 〜義の転嫁〜(3:21-5:21)
a. 義についての説明(3:21-31)
b. 義の表現〜アブラハムの実例〜(4:1-25)
c. 義の経験(5:1-21)
4. 聖化について〜義の分与〜(6-8章)
a. キリストにおける新しい立場(6章)
b. 肉における新しい問題(7章)
c. 御霊における新しい力(8章)
5. 統治について〜義の拒絶〜(9-11章)
a. 過去におけるイスラエルの選び(9章)
b. 現在におけるイスラエルの拒絶(10章)
c. 未来におけるイスラエルの贖い(11章)
6. 献身について〜義の実践〜(12:1-15:13)
a. 神への捧げ物(12章)
b. 権威への従順(13章)
c. 弱者への配慮(14:1-15:13)
7. 結び(15:14-16;27)
a. パウロの忠実な奉仕(15:14-21)
b. パウロの未来の奉仕(15:22-33)
c. パウロの奉仕における友(16:1-23)
d. 祝福の祈り(16:24-27)