2016-08-01から1ヶ月間の記事一覧
6章から始まった封印の裁きが七つ目まで来ると、今度は、ラッパの裁きが始まります。9章までで私たちは六つ目のラッパの裁きまでを見ました。10章のはじめから11章14節までは、六つ目のラッパと七つ目のラッパの間に起こる出来事を詳しく述べている箇所であ…
これは「嵐の前の静けさ」か…。それとも…? 「小羊が第七の封印を解いたとき、天に半時間ばかり静けさがあった。」(黙示8:1)
7年間の患難時代(大患難時代)におこる裁きは、この図のような構造になっています。第七の封印の中身は「第一から第七のらっぱ」で、第七のラッパの中身が「第一から第七の鉢」となっています。
黙示録は、聖書全体の「まとめ」ですので、聖書全体(特に旧約)についての理解がないとなかなか分かりにくい…。しかし、「フィナーレ」ですから、よく理解できるようになると心躍るような感動の内容が記されています。忍耐強く聖書全体の通読に取り組み、共…
4章からは将来に関する預言が始まります。「四つの生き物*1」「七つの御霊」*2など、慣れない表現が出てきますが、特に4-5章は、携挙によって天に引き上げられた教会(1テサロニケ4:16-18)が主イエスを礼拝している様子であることを心に留めて読みましょう…
3章も、引き続き七つの教会への手紙です。5つ目に登場するサルデスの教会は「生きているとされているが、実は死んでいる」という状態でした。つまり、名目上、表面上、制度上は栄えていても、教会の命である信仰は死んでいる状態であったということでしょう…
4つ目のテアテラの教会には、神に従う行い、愛、信仰、奉仕、忍耐がありました。特に具体的な行いにおいては少なからず前進している教会であったようです。
ヨハネは小アジア地方(今のトルコ)に実在した「七つの教会」に対してイエス様から与えられた啓示を書き送りました。小アジアには他にも幾つもの教会がありましたが、なぜ「七つ」(完全数、“全て”を表す)だったのか…。
黙示録の中心テーマ 黙示録が多くのページを割いているのは「未来」についての事柄です*1。 *1:黙示録の解釈者たちは、過去主義、未来主義、歴史主義、理想主義、精神主義など、様々な立場を取る。我々は、聖書の御言葉を出来る限り字義通り(歴史的文法的な…
ヨハネの黙示録は、決して読みやすい箇所ではないのですが、「この預言のことばを朗読する者と、それを聞いて、そこに書かれていることを心に留める人々は幸いである。時が近づいているからである。」(黙示録1:3)と書かれています。
ヨハネの手紙の第一は、私たちに一体何を教えてくれるでしょうか。それは「真のキリスト者」の特徴です。この手紙が書かれた当時、グノーシス主義などの偽りの教えがはびこっていました。彼らは、キリスト者を名乗り、教師でさえありましたが、しかし、その…
ここ数日、ヨハネの手紙を読んで味わい、いろいろと考えさせられ、考え方と生き方とを問われています。 私たちが神を愛したのではなく、神が私たちを愛し、私たちの罪のために、なだめの供え物としての御子を遣わされました。ここに愛があるのです。愛する者…