リーダーシップ
長めの研修休暇をいただいて、特別な時間を過ごすことができました。教会の皆さんの祈り、具体的な助け、配慮を豊かに感謝しています。この期間には、楽しみ・リフレッシュの要素も多くありましたし、普段できない集中的な学びの要素もありました。また、立…
「土壌調査」という表現を用いましたが、これは再生を目指すあなたの教会がどのような状態にあるかをチェックするということです。別な言い方をすれば「診断」とも言えるでしょう。これを4つ目のプロセスとして紹介していますが、実際には、これまで述べて来…
教会を再生に導こうとするリーダーは、まず自分自身を導く必要があります。この意識が希薄な状態で「この教会は〜〜が足りない」「もっとこうすべきだ」「あの信徒は◯◯◯という問題を持っている」と教会の“カイカク”に着手しても、それは目の中に梁を抱えたま…
恥ずかしながら開店休業状態が長らく続いてしまったこのブログです。書きかけのシリーズもありますが、それはちょっと置いておいて、リハビリを兼ねて単発の内容を記します。 「既存の教会の新任牧師が受け継ぐ6つのこと」(Six Things You Inherit as a Ne…
牧師をはじめとする教会のリーダーたちは、アメリカや韓国、また、日本のどこかに存在する「モデル教会」について見聞きし、その影響を受けることがあります。私自身も経験したことですが、それらのモデル教会を見て「素晴らしい!」と思い、思わずその方法…
これまで、教会再生(教会の再活性化)の必要性、可能性などについて書いて来ました。その趣旨をまとめた上で、今後の記事のイントロダクションを記したいと思います。
友人に勧められて『学校の「当たり前」をやめた。』という本を読みました。副題は「生徒も教師も変わる! 公立名門中学校長の改革」です。 学校の「当たり前」をやめた。 ― 生徒も教師も変わる! 公立名門中学校長の改革 ― 作者: 工藤勇一 出版社/メーカー: 時…
これまで、霊的な建物の設計者、資材、目的について学んできました。教会の設計者は神であり、建築資材はキリスト(生きた礎石)とキリスト者一人ひとり(生ける石たち)です。そして、その建築目的は、神ご自身の喜びにあり、神ご自身の栄光です。健全な教…
これまで、霊的な建物の設計者、資材について学んできました。教会は神ご自身が設計されたものであり、その建築資材は「生ける石であるキリスト」という基礎とキリストに似た者とされていくキリスト者一人ひとり(生ける石たち)です。しばらく時間が空いて…
前回は、霊的な建物の設計者について学びました。つまり、教会は神ご自身が設計されたものであり、このお方の設計図に基づいて正確に建てられるべきであるということです。今回は、建築資材について考えてみたいと思います。 主のもとに来なさい。主は、人に…
前回の記事では、教会の抱える様々な病気、その症状について書きました。締めくくりに「さて、このような病気に対する処方箋はあるのでしょうか?」と問いかけ、しばらく時間が経ってしまいましたが、続きを記したいと思います。
前の記事では教会の健康状態を問いました。残念ながら教会が著しく不健康な状態に陥ってしまう場合があります。今回の記事では、いくつかの典型的症状に私なりの「病名」をつけてみました。まずは病気についてしっかりと見つめ、今後の記事でそれに対する処…
教会は死ぬのか? 8,000ほどある日本のプロテスタント教会、信徒数が55万人、礼拝出席32万人と言われています。その中で、信徒の平均年齢は約63歳、牧師の平均約70歳という現状です。これは、日本社会全体の高齢化よりも遥かに進行した状態です。
「教会再生のための最も良いリソースの一つは、それを実際に行った牧師から学ぶことである。」(ビル・ヘナード) 私が牧師になりたての二十代の頃、ほとんど面識もない何人かの先輩牧師たちに電話や手紙で頼み事をしました。その内容は「どうやって牧会をし…
…教え…に専念しなさい。(1テモテ4:13) この「教え」という言葉は、第一・第二テモテ、テトスという、いわゆる「牧会書簡」と呼ばれる手紙の中に15回出てきます。さらに、これらの書簡の中では「健全な教え」という特徴的な言葉が何度か用いられています。…
私が行くまで、聖書の朗読と勧めと教えとに専念しなさい。(1テモテ4:13 ) 前回は、この御言葉から、聖書の朗読に専念しなさいという教えについて考えました。聖書を学んで準備し、しっかりと朗読し、それを解説することがいかに大切であるかを確認すること…
新しい教会開拓をする人々は「リスクを冒す人々」とみなされます。資金もなく、建物もなく、人材足りない中でそれを行うことは、誰がどう見てもリスクの高いことです。 しかし、トム・レイナー博士は「教会開拓には確かにリスクがあります。しかし、教会の再…
『再活性化せよ ーなぜ、そして、どのようにして、死にゆく教会を取り戻すべきなのかー(Revitalize: Why We Must Reclaim Dying Churches - and How)』という本があります。日本ではまだほとんどこの分野の本を見ることができないが、アメリカでは教会の再…
先日投稿した「死にゆく教会ー見つめるべき現実ー」という記事は、英文の記事を要約しただけものでしたが、それでも多くの方々から反響をいただきました。 mentoringservant.hatenablog.com 危機感を感じておられる方々が多いことを改めて認識させられ、共に…
トム・S・レイナー博士*1による「死にゆく教会はなぜ死ぬのか?」(WHY DYING CHURCHES DIE)という記事が目に留まりました。我々日本人(のクリスチャン)は、物事を曖昧にする傾向があるため「死にゆく教会」「教会が死ぬ」と言った表現は避けることが多い…
このブログを見てくださっている方の中には、牧師や信徒リーダーの方々も多いようです。そんな皆さんのために(私の独断と偏見と思い込みと勘違いに基づいて)「牧会」「教会形成」に関する本のお薦め本(+牧会について学ぶなら一応見ておいた方がいいかもね…
年が明けてすぐに読んだ本の紹介を…。この本の著者であるディビッド・プラットは、1979年生まれ、36歳(2016年1月現在)の牧師です。ニューオーリンズ・バプテスト神学校で博士号を取得した後、彼は同神学校の准教授(弁証学・講解説教)に着任、さらにその…
先日、礼拝のメッセージでメトシェラの死去と洪水の年が同じという話をしましたが、後でどなたかが「このことは先生が発見したのだと思った」と仰っているのを聞いて、ちょっと焦りました。残念ながらそうではありません!
「リーダーになりたい人」と「リーダーにふさわしい人」 主イエス様がご自分の受けられる苦しみについて予告された直後、こんなことが起こります。
何年も無理なスケジュールを続け、自分の容量を越えたストレスを誰にも相談せずに抱え込み、燃え尽きに状態なってボクはある日、倒れてしまった。 しばらくして、そんなボクにある経験豊かな先輩牧師が語ってくれたこと… 何かについて"NO"を言うとき、ネゴシ…