道奥 MICHINOKU せみなりお

聖書を学び、聖書で考え、聖書に生きる

ヨハネの黙示録13章

f:id:mentoringservant:20140726215516j:plain

13章には二匹の「」が登場します。これらの箇所を読んでも、すぐに「こういう意味だ!」と理解することは難しいですね。学者たちの中でも様々に意見が分かれます。患難時代がやって来た時、地上に残された人々の中で「ああ、この箇所はこの事を言っていたのだ」とはっきり分かる「思慮ある人々」(13:18)がおそらく現れるのだと思います。

 

続きを読む

ヨハネの黙示録12章

f:id:mentoringservant:20141119175637j:plain

黙示録は難解な書物だと考えられがちですが、読み方をマスターすれば必ずしもそうではありません。しかし確かに、幾つかの理由で慣れるまでは読みにくい書物であることも事実です。この書物は旧約聖書を背景にしているおり、様々な象徴が出てくる、必ずしも時系列で書かれているわけではない…などがその理由です。

 

 

続きを読む

ヨハネの黙示録11章

f:id:mentoringservant:20150829102831j:plain

 

6章から始まった封印の裁きにつづいて、私たちはらっぱの裁きを見て来ました。この11章では、七つ目のらっぱをもって患難時代が後半へと入っていきます。

 

それから、私に杖のような測りざおが与えられた。すると、こう言う者があった。「立って、神の聖所と祭壇と、また、そこで礼拝している人を測れ。(11:1)

 

続きを読む

詩篇103篇

f:id:mentoringservant:20141022202329j:plain

 

わがたましいよ。主をほめたたえよ。私のうちにあるすべてのものよ。聖なる御名をほめたたえよ。わがたましいよ。主をほめたたえよ。主の良くしてくださったことを何一つ忘れるな。(103:1-2)

 

このダビデの詩は、人生を振り返るような内容であることからも、彼の晩年における信仰の歌であると考えられます。幾人かの学者は、老齢になり、肉体の衰えの中で歌ったものであると述べています。

 

続きを読む

ヨハネの黙示録10章

f:id:mentoringservant:20141202122558j:plain

6章から始まった封印の裁きが七つ目まで来ると、今度は、ラッパの裁きが始まります。9章までで私たちは六つ目のラッパの裁きまでを見ました。10章のはじめから11章14節までは、六つ目のラッパと七つ目のラッパの間に起こる出来事を詳しく述べている箇所であると考えられます。

 

続きを読む

ヨハネの黙示録6章〜16章(患難時代の裁きについて)

f:id:mentoringservant:20160830111953j:plain

7年間の患難時代(大患難時代)におこる裁きは、この図のような構造になっています。第七の封印の中身は「第一から第七のらっぱ」で、第七のラッパの中身が「第一から第七の鉢」となっています。

 

続きを読む