道奥 MICHINOKU せみなりお

聖書を学び、聖書で考え、聖書に生きる

教会の「当たり前」をやめる覚悟があるか?

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友人に勧められて『学校の「当たり前」をやめた。』という本を読みました。副題は「生徒も教師も変わる! 公立名門中学校長の改革」です。

 

学校の「当たり前」をやめた。 ― 生徒も教師も変わる!  公立名門中学校長の改革 ―

学校の「当たり前」をやめた。 ― 生徒も教師も変わる! 公立名門中学校長の改革 ―

 

 

都内公立中学の校長が、これまでの学校の「当たり前」をどんどんひっくり返して学校改革を行ってきたというお話…。例えば、宿題、一クラスひとりの固定担任制、中間・期末などの定期テストを廃止するなど、常識に縛られた頭で考えると「えーっ!? ゲゲゲの鬼太郎のお化けの学校かぁ???」と思うような内容です。しかし、一つ一つの改革にはもちろん深い意味がありました。

 

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教会の再生と牧会理念(6-最終回-)〜霊的な建物の特殊工法〜

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これまで、霊的な建物の設計者、資材、目的について学んできました。教会の設計者は神であり、建築資材はキリスト(生きた礎石)とキリスト者一人ひとり(生ける石たち)です。そして、その建築目的は、神ご自身の喜びにあり、神ご自身の栄光です。健全な教会は、感謝しつつ、喜びつつ、自発的に自分たちを神に捧げる姿をもって神の栄光を現します。

 

さて、そのような教会はいったいどのように建て上げられるのでしょうか。今回は、教会を建て上げる工法についてです。

 

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教会の再生と牧会理念(5)〜霊的な建物の建築目的〜

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これまで、霊的な建物の設計者、資材について学んできました。教会は神ご自身が設計されたものであり、その建築資材は「生ける石であるキリスト」という基礎とキリストに似た者とされていくキリスト者一人ひとり(生ける石たち)です。しばらく時間が空いてしまいましたが、今回は、霊的な家の「建築目的」について考えていきたいと思います。

 

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教会の再生と牧会理念(4)〜霊的な建物の資材について〜

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前回は、霊的な建物の設計者について学びました。つまり、教会は神ご自身が設計されたものであり、このお方の設計図に基づいて正確に建てられるべきであるということです。今回は、建築資材について考えてみたいと思います。

 

主のもとに来なさい。主は、人には捨てられたが、神の目には、選ばれた、尊い、生ける石です。あなたがたも生ける石として、霊の家に築き上げられなさい。そして、聖なる祭司として、イエス・キリストを通して、神に喜ばれる霊のいけにえをささげなさい。(第一ペテロ2:4-5)

 

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教会の再生と牧会理念(3)〜霊的な建物の設計者〜

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前回の記事では、教会の抱える様々な病気、その症状について書きました。締めくくりに「さて、このような病気に対する処方箋はあるのでしょうか?」と問いかけ、しばらく時間が経ってしまいましたが、続きを記したいと思います。

 

 

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教会の再生と牧会理念(2)

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前の記事では教会の健康状態を問いました。残念ながら教会が著しく不健康な状態に陥ってしまう場合があります。今回の記事では、いくつかの典型的症状に私なりの「病名」をつけてみました。まずは病気についてしっかりと見つめ、今後の記事でそれに対する処方箋、治療法について考えていきたいと思います。

 

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教会の再生と牧会理念(1)

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教会は死ぬのか?

 

8,000ほどある日本のプロテスタント教会、信徒数が55万人、礼拝出席32万人と言われています。その中で、信徒の平均年齢は約63歳、牧師の平均約70歳という現状です。これは、日本社会全体の高齢化よりも遥かに進行した状態です。

 

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