道奥 MICHINOKU せみなりお

聖書を学び、聖書で考え、聖書に生きる

ヨハネの黙示録3章

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3章も、引き続き七つの教会への手紙です。5つ目に登場するサルデスの教会は「生きているとされているが、実は死んでいる」という状態でした。つまり、名目上、表面上、制度上は栄えていても、教会の命である信仰は死んでいる状態であったということでしょう。仮に、壮麗な教会建築があったとしても、仰々しい儀式を行っていたとしても、信仰のいのちが息絶えているなら、主はお喜びになりません。悔い改めが必要です。

 

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ヨハネの黙示録2章(1)

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ヨハネは小アジア地方(今のトルコ)に実在した「七つの教会」に対してイエス様から与えられた啓示を書き送りました。小アジアには他にも幾つもの教会がありましたが、なぜ「七つ」(完全数、“全て”を表す)だったのか…。

 

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ヨハネの黙示録1章(2)

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黙示録の中心テーマ

 

黙示録が多くのページを割いているのは「未来」についての事柄です*1

 

*1:黙示録の解釈者たちは、過去主義、未来主義、歴史主義、理想主義、精神主義など、様々な立場を取る。我々は、聖書の御言葉を出来る限り字義通り(歴史的文法的な字義的解釈)に素直に読むことを志す。ブログ著者の現在の黙示録理解は「未来主義」に分類されるであろう。

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ヨハネの黙示録1章(1)

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ヨハネの黙示録は、決して読みやすい箇所ではないのですが、「この預言のことばを朗読する者と、それを聞いて、そこに書かれていることを心に留める人々は幸いである。時が近づいているからである。」(黙示録1:3)と書かれています。

 

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真のキリスト者としての確信

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ヨハネの手紙の第一は、私たちに一体何を教えてくれるでしょうか。それは「真のキリスト者」の特徴です。この手紙が書かれた当時、グノーシス主義などの偽りの教えがはびこっていました。彼らは、キリスト者を名乗り、教師でさえありましたが、しかし、その実質は肩書と大きくかけ離れたものでした。

 

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愛について考える

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ここ数日、ヨハネの手紙を読んで味わい、いろいろと考えさせられ、考え方と生き方とを問われています。

 

私たちが神を愛したのではなく、神が私たちを愛し、私たちの罪のために、なだめの供え物としての御子を遣わされました。ここに愛があるのです。愛する者たち。神がこれほどまでに私たちを愛してくださったのなら、私たちもまた互いに愛し合うべきです。(第一ヨハネ4:10-11)

 

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