道奥 MICHINOKU せみなりお

聖書を学び、聖書で考え、聖書に生きる

2014-01-01から1年間の記事一覧

ルカ6章6-26節

何に注目するのか 6章のはじめから、ルカは「安息日」に焦点を合わせています。1-5節は、弟子たちが安息日に麦畑で穂を摘んだことについての論争でした。パリサイ人たちは、安息日の本質である主ご自身との交わりを忘れ、その日は絶対に労働をしないという「…

ルカ5章27節-6章5節

主のための宴会を開く 当時の取税人は、ローマ帝国やガリラヤ領主ヘロデ・アンティパスの手先になって人々から高い税金をむしり取り、しかも、余計に取り立てた分を自分のふところに収めていました。

ルカ5章1-26節

信仰のパターン ゲネサレ湖(ガリラヤ湖)の漁師であったシモンが、主の弟子として召される箇所です。ここには、福音書の中で繰り返され、私たちの信仰の生涯においても繰り返される一つのパターンが記されています。

ルカ4章31-44節

権威ある教え ガリラヤの北岸カペナウムは、当時の交通の要所であり、栄えていた町でした。主は、そのカペナウムを拠点にガリラヤ地方での伝道活動を始められました。 人々は、その教えに驚いた。そのことばに権威があったからである。(4:32)

ルカ4章1-30節

悪魔に立ち向かいなさい 有名な「荒野の誘惑」の箇所です。悪魔(サタン)とその手下である悪霊は実在の存在であり、現代の私たちをも誘惑します。6節のことばに対して、主が「嘘をつくな!」と反論しておられないことからも、サタンが強大な力を持っている…

ルカ3章7-38節

中身の伴う信仰 バプテスマのヨハネがメシヤの道備えをするために語ったのは「悔い改め」のメッセージでした。彼は、バプテスマを受けようとしてやって来た群衆に向かって激しく語りかけます。

ルカ2章57節-3章6節

ここでは、祭りの慣習を守るヨセフとマリヤの姿が見受けられます。

ルカ2章22-40節

聖書に基づく家庭形成 ベツレヘムの家畜小屋にお生まれになった主は、八日目に割礼を受け、「イエス」と名付けられました。それから約5週間後、両親に連れられてエルサレムに行かれます。

ルカ2章1-21節

そのころ、全世界の住民登録をせよという勅令が、皇帝アウグストから出た。(2:1)

ルカ1章57-80節

エリサベツが、後に「バプテスマのヨハネ」と呼ばれる息子を出産したとき、近所の人々も親戚も大喜びしました。

ルカ1章24-56節

御使いは、入って来ると、マリヤに言った。「おめでとう、恵まれた方。主があなたとともにおられます。」(1:28) マリヤが何か特別に立派な人物だったということではなく、この出来事は神からの一方的な「恵み」によって起こりました。イエス・キリストを救…

ルカ1章1-23節

著者・読者・目的 この福音書は、パウロの同労者であった医者ルカによって書かれました。 …尊敬するテオピロ殿。それによって、すでに教えを受けられた事がらが正確な事実であることを、よくわかっていただきたいと存じます。(1:3-4)

第二サムエル24章

同じ出来事を別の視点で見ると… さて、再び主の怒りが、イスラエルに向かって燃え上がった。主は「さあ、イスラエルとユダの人口を数えよ」と言って、ダビデを動かして彼らに向かわせた。(24:1)

第二サムエル23章

主の語られることば ダビデは賛美の歌の中で、このように告白します。 「主の霊は、私を通して語り、そのことばは、私の舌の上にある。」(23:2)

第二サムエル22章

22章は、ダビデの歌った賛美が記録されています。これは1節にあるように「サウルの手から…救い出された日」に歌われたものです*1。 *1:この歌は詩篇18篇と基本的に同じものである。

第二サムエル21章

契約のために葛藤する王 ダビデの時代に、三年間引き続いてききんがあった。そこでダビデが主のみこころを伺うと、主は仰せられた。「サウルとその一族に、血を流した罪がある。彼がギブオン人たちを殺したからだ。」(21:1)

第二サムエル20章

シェバという名のよこしまな者が、またまた反乱を起こそうとします。前章の終わりで、ユダ族の強い言葉に他の部族が負けてしまったことが出て来ました。このユダ族以外のイスラエル人たちが、シェバに踊らされて王から離れてしまうのです。

第二サムエル19章

ダビデが息子アブシャロムの死を悲しみ、泣きながら喪に服しているという知らせを聞いて民は嘆きました。謀反を起こした張本人を打ち倒してせっかく勝利したはずなのに、どうして王は喜んでくれないのかと思ったのです。そして、ヨアブ将軍は民を代表してダ…

「神などいない」という信仰

現代において最も有名な無神論者はこのように語っています。 「信仰とは大変な言い逃れ。根拠を検討して考えることを避けるための、最たる言い訳に過ぎない」(リチャード・ドーキンス) しかし、「私は無神論者だ」という人々も、「神などいない」という“信…

第二サムエル18章

ダビデは自らの陣営を三分割して三人の指揮官に委ねます。ひとりはダビデの年上の甥でもあったヨアブ将軍、もうひとりはその兄弟アビシャイ、さらにもうひとりはあの「あなたと“いたい”」と言ってダビデについて来たガテ人イタイです。

第二サムエル17章

主の不思議な介入 ダビデを裏切った軍師アヒトフェルは、父ダビデに謀反を起こしたアブシャロムに進言します。彼の言葉は当時、まるで神のことばのように重んじられていました。

第二サムエル16章

偽りに騙されるダビデ 難しいカタカナの名前が多いのでちょっと混乱しますがそれぞれの人物像が見えてくると、その箇所で主が教えておられることが見えて来ます。

第二サムエル15章

心を盗む アブシャロムは、徐々に部下や軍事力を手に入れ、謀反の準備を始めます。彼は、ダビデ王のもとを相談に訪れる人々の心に取り入り、「私ならあなたがたの力になってあげられるのだが…」とアピールをします。彼は外見もこの上なく美しく、「人心掌握…

第二サムエル14章

ダビデの姉ツェルヤの子、つまりダビデの甥であったヨアブ将軍(しかし、おそらくダビデより年上だった)は、優れた戦士であり、よく気のつく賢い人物であったようです。

第二サムエル13章

ダビデの大きな罪と悔い改めの後、また大きな事件が起こります。

第二サムエル12章

大きな罪を犯したダビデのもとに、主は預言者ナタンを遣わします。ナタンは、富んでいる人と貧しい人のたとえ話を用いてダビデの罪を責めます。たとえ話の中で、富んでいる人は、貧しい人が我が子のように大切にしている一匹の子羊を非情にも取り上げてしま…

第二サムエル11章

私たちの信仰のヒーローであるあのダビデがなんともおぞましい罪を犯します。聖書を読むと、神に豊かな用いられた人物たちの犯した罪、弱さ、失敗が赤裸々に記されているのが分かります。それは、聖書がどこまでも正直で真実な書であり、人間の現実の姿から…

第二サムエル10章

前章に引き続き、ダビデが恵み深い行動をとろうとする姿が記録されています。神の恵みに満たされるとき、人は恵みの器として用いられます。しかし、彼は完璧な人物ではありませんでした。ダビデは大きな過ちへと一歩ずつ進んでいきます。

第二サムエル9章

恵みを施したいと願う王 ダビデは驚くべきことを語ります。

第二サムエル8章

行く先々での勝利 ダビデは、宿敵ペリシテ人、モアブ人、アラム人、エドム人などを次々に攻略していきます。その勝利は、主ご自身が彼にお与えになったものでした。